Audi Asso di Picche

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1973年に発表されたAudi Asso di Piccheは、ジョルジェット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)がスタイリングし、コーチビルダーであるカルマン(Karmann)が製作した、4シータースポーツクーペのコンセプトカー。

Audi 80 GTのシャシーと機械システムを利用しながら、フロントオーバーハングを長く、リアオーバーハングを短くしている。台形のフォルムと、インテリアではインストルメントパネルを円筒形にした未来的なデザインが特徴的。VWシロッコの先駆けとなったモデルであり、同じくジウジアーロのデザインした1979年発表のランチア・デルタや1981年のデロリアンDMC-12のデザインにも影響を与えたと言われている。

車名の「Asso di Picche」は、スペードのエースという意味である。