BMW Motorrad France × PRAËM S 1000 RR Custom

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「BMW S 1000 RR Custom Project」は、1980年代の耐久レースへのオマージュとしてPRAEMがカスタムしたハイパースポーツバイクで、BMW Motorrad Custom Project 2016の一環として、2016年4月29日にBMW Motorrad Franceより発表された。

このカスタム・スポーツバイクは、競技とカスタムの世界のギャップを埋めるためにデザインされ、PRAEMは、S 1000 RRの性能はそのままに、ヴィンテージレーシングのような外観に仕上げた。カーボンファイバー製ホイール、アルミニウム製リアフレーム、チタン製ネジの採用により、バイクの重量を20kg削減。新しいデザインは、左右非対称のヘッドライト、スリムなアルミニウム製燃料タンク、アクセス可能なバッテリーを備えたクラシックなテールセクション、Rotoboxホイールとカーボンセラミックディスクを特徴とする。また、このプロジェクトはDerestrictedとの共同作業で行われ、70年代と80年代のレーシングカーからインスピレーションを得たサテン仕上げで、アレクサンダー・カルダーのBMWアートカーを彷彿とさせる色彩が特徴。

このカスタム・プロジェクトは、BMW Motorradのカスタマイズの世界に対する継続的な取り組みの一環であり、これまでKrugger、OSE、Deus Ex Machina、Urban Motor、El Solitario、Blitz Motorcycles、Roland Sands、Bratstyle、46Works、Hidemo、Cherrys Company、Clutch Motorcyclesといったカスタムビルダーやデザイナーとのコラボレーションが行われた。

BMW Motorrad FranceのジェネラルマネージャーであるFrédéric Stikは、「自分が乗り始めた頃に所有したかった完璧なモーターサイクル」とPRAEMの仕事を賞賛した。また、PRAEMのSylvain Berneronは、このプロジェクトによって彼と彼のチームが、クリエイティブなプロセスにおける新しい方向性を模索することができたと述べた。

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