LAND ROVER CLASSICが、75年の歴史を刻む日本に特別な敬意を込めた限定モデルを発表した。
「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION」は、90と110の各1台、計2台のみが日本限定で販売される希少なモデルで、価格はそれぞれ6,400万円。歴史、技術、工芸が融合した究極のクラシックラグジュアリーSUVである。
日本市場75周年を祝う希少限定モデル
ランドローバーが日本市場で歩みを始めたのは1950年、東京・日本橋室町での「Series I」輸入が起点である。本モデルは、その記念すべき地名「室町」を冠し、75年のヘリテージを象徴する存在として誕生した。
専用“ムロマチヘリテージニュートラルグレイ”と真鍮バッジの外装
エクステリアには、特別開発色ムロマチヘリテージニュートラルグレイを採用。
ナルヴィックブラックのスチールホイール、ヘリテージメッシュグリル、真鍮バッジが歴史的ディテールを現代に昇華する。
英国老舗のレザーとモヘアルーフが生む室内の贅
インテリアにはブリッジ・オブ・ウィアー社製セミアニリンレザーを採用。
「90」にはディフェンダー史上初となるブラウンモヘアのファブリックルーフを搭載。クラフトマンシップとタイムレスな美が息づく。
V8 405PS、ZF 8速AT、フルリビルドによる新車同然の仕立て
5.0L自然吸気V8(405PS)と8速ZFオートマチックを搭載し、0-60mph加速は約5.6秒(90)。
選び抜かれたドナー車両を全面リビルドし、アイバッハのスプリング、ビルシュタインダンパー、アルコンブレーキなどを採用。クラシックの情緒と現代の走行性能を融合した。
クラシックラグジュアリーSUVの頂点
「MUROMACHI EDITION」は、単なる限定車ではない。
ヘリテージ、素材美、現代技術が融合した、文化価値を持つアートピースとも言える一台である。
主要スペック
- エンジン:4,999 cc V8 自然吸気ガソリン(Euro5規格)
- 最高出力:405 PS @ 6,000 rpm
- 最大トルク:515 Nm @ 5,000 rpm
- トランスミッション:8速オートマチック
- 駆動方式:四輪駆動(4WD)+トルクバイアスセンターデファレンシャル
- ブレーキ:フロント335mm/リア300mm 4ピストンキャリパー(アルコン製)
- ホイール:16インチ ヘビーデューティスチール(ナルヴィックブラック)
- 0-60mph:90→約5.6秒/110→約6.1秒
- 最高速度:約106mph(約170km/h)
- 価格(日本):¥64,000,000






