BEVの廃バッテリーを再利用した電気リキシャ
ドイツとインドのスタートアップ企業であるNunamがインドで導入した電動リキシャ(主に人を運ぶ三輪タクシーのようなもの)で、アウディe-tronのテスト車両から取り出した使用済みバッテリーを動力源としている。
Nunamはアウディ環境財団から資金援助を受け、アウディのネッカーズルム工場のトレーニングチームと協力して3つのプロトタイプを開発し、これがAudi AGとアウディ環境財団、Nunamによる初の共同プロジェクトとなる。このプロジェクトの目的は、電気自動車用に開発された高電圧バッテリーモジュールが、車のライフサイクル後にどのように再利用され、実現可能なセカンドライフのユースケースとなり得るかを探ることで、さらには電動リキシャを商品の運搬用として提供することでインドの女性の就業機会を強化することも目的としている。