KAWASAKI ZEPHYR

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カワサキ・ゼファーは、川崎重工業が主に90年代に製造販売していたネイキッドバイク。1989年から発売されていた400 ccモデルの他に、1990年に製造が開始された750 ccモデル、1992年に製造が開始された1100 ccモデル、400 ccモデルのゼファーをベースに、エンジンを2バルブ仕様から4バルブ仕様に変更し46馬力から53馬力となり、1996年に発売されたZEPHYRχ(ゼファーカイ)のラインナップがあった。400 ccモデルに対する正式車名である「ZEPHYR(ゼファー)」は、明確な区別をつけるために「ZEPHYR 400(ゼファー400)」と呼ばれることもある。

レーサーレプリカの全盛期であった1989年に、「カウルなし」、「リア2本ショック」、「空冷」といったクラシカルなスタイルを打ち出したゼファーは、新たな選択肢として発売直後から爆発的な販売を記録し、当時の「ネイキッドブーム」の立役者となった。また、「ゼファー」という車名の由来は、ギリシャ神話に登場する「西風の神」から来ており、西日本である兵庫県に拠点のあるカワサキから新しい風を吹かせるという意味が込められていた。

ゼファー400は、399 cc、空冷4ストロークDOHC 2バルブ並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は46 PS / 11,000 rpm、最大トルクは30 Nm / 10,500 rpm、乾燥重量は181 kg、車両重量は198 kg。

製造終了後もレトロバイクの愛好家の間では根強い人気があり、特に2020年のパンデミック以後のバイク需要の増加や中型4気筒バイクの希少性などから、近年中古車市場での価格が高騰している。


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