Volkswagen XL1

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2013年から2014年にかけて250台限定で製造され、欧州市場のみで販売された「ディーゼル・プラグイン・ハイブリッド・カー」。ディーゼル1ℓで100 km の走行を可能にすることを目的に設計され、特徴的な流線型のボディーや軽量素材が採用されている。

2気筒TDIエンジン(35kW / 48PS)と電気モーター(20kW / 27PS)、7速デュアルクラッチギアボックス(DSG)、リチウムイオン電池で構成された「ディーゼル・プラグインハイブリッド・パワートレイン」を搭載し、販売されたモデルでは実際に100 kmあたり0.9ℓという燃料消費率を実現した。

軽量(795kg)、完璧なエアロダイナミクス(Cw 0.189)、低重心(地上1,153mm)というスポーツカーの設計原理を踏襲し、最大50kmの距離を排出ガスゼロのフルエレクトリックモードで走行ができ、ディーゼルのみを使用した場合でも最大で2ℓで100 kmの走行が可能。