2021年11月12日に、ヒョンデ（現代自動車/Hyundai Motor Company ）が発表したヘリテージシリーズのEVレストモッドカー。ヘリテージシリーズとしては、”Heritage Series PONY” に続く第二弾。
デザインのもととなっているのは、1986年に誕生した初代 グレンジャー（Hyundai Grandeur）で、このモデルの誕生35周年を記念して “Heritage Series Grandeur” が製作された。初代グレンジャーは、ソウルオリンピックの要人送迎車としてヒョンデが三菱自動車に開発を依頼したもので、三菱自動車の２代目デボネアとプラットフォームを共有している。
Resto-Mod とは、Restored と Modified / Modern による造語で、クラシックカーなどを最新のテクノロジーやデザインで現代風に作り変えることを意味する。今回の場合は、初代グレンジャーのクラシカルなデザインを踏襲しつつも、フルEV化やピクセルLEDライト、デジタルサイドミラー、デジタルディスプレイ、18個のスピーカーを備えたサウンドシステム等々によってモダナイズされている。