Courtesy RM Sotheby’s
この1967年製シボレー コルベット スティングレー 427/435クーペは、ファクトリーカラーのグッドウッド・グリーンにブラックのインテリアで仕上げられ、C2スティングレーの中でも最も洗練された、魅力的な最終年式の車だ。1990年、ペンシルバニア州のフランシス・フリン氏の手によりフルレストアされたこの車は、NCRSトップフライト賞を受賞し、98.6という素晴らしいスコアを獲得した。
L71エンジンパッケージを搭載したナンバーズマッチングの427 in3(6,997 cc)トライパワーV型8気筒エンジンは、最大出力435 hpと460 lbft(623 Nm)の最大トルクを発生。その出力はコンペティション向けのL88に勝るとも劣らない、最も魅力的なストリートエンジンである。また、M21クローズレシオ4速マニュアルミッションとG81ポジトラクション4.11リヤエンドが組み合わされている。
さらにオプションとして、U69 AM/FMラジオ、K66トランジスタ式イグニッション、A02スモークウィンドシールド、そして特筆すべきは、工場オリジナルのN11オフロードエキゾーストシステムと思われる、GMエンボス加工のマフラーを装着したものである。また、N89のリプロダクトホイールには、スターバースト・キャップが装着されている。
この車両は、2023年1月26日にアリゾナで開催されたRMサザビーズのオークションに出品され、$168,000 USDで落札された。