ブガッティW16ミストラルの2022年夏から始まったワールドツアーが、北米、ヨーロッパ、中東に続き、アジアに到着した。アジア最初の地として選ばれたのは、世界で最も人口の多い都市、そして世界有数の金融の中心地である東京。最先端技術、豊かな文化、幅広い遺産で知られる活気あふれる大都市、東京は、伝統とモダンがシームレスに融合した都市。1000年以上の歴史を持つ寺院を訪れ、世界一の高さを誇るビルを眺めることを同時に体験できる。ブガッティが100年以上にわたって培ってきた歴史と、最新のカーデザイン・イノベーションを融合させたW16ミストラルがこの地に降り立った。
ブガッティW16ミストラルは、W16エンジンの最後のロードゴーイングモデルとして、非常にパワフルな1,600 PSのW16クワッドターボエンジンを搭載。ブガッティの比類なきパフォーマンスと、現代的でありながらブガッティのレガシーへのオマージュを感じさせる、時代を超えたデザインが融合したモデルだ。
日本での最初の訪問先である神田明神は、東京で最も古い寺院のひとつとされている。その独特の建築様式は、21世紀の大都市のモダンさの中にあって、時代を超越した存在感を示す。
次に訪れたのは、遠景に富士山、正面に河口湖を望む大石公園。薄明かりの中、Xがモチーフのテールライトを中心とした印象的なリアエンドが、ブガッティデザインの未来を照らす光のように感じさせる。
その後市内観光を続けながら、世界的に高い評価を得ている強羅花壇へと立ち寄った。かつて皇室の保養地であった強羅花壇は、天然温泉を擁する自然と伝統、そしてラグジュアリーが見事に融合し、五感を刺激する場所だ。「南仏に吹く新しい季節を告げる風」から名付けられ、レンブラント・ブガッティの「踊る象」の彫刻が施されたシフトレバーなど、伝統に彩られたスリリングなデザインを持つW16ミストラルが自然と伝統によって形作られたことを想起させる。
ブガッティの中東・アジア地域担当ディレクターであるコスタス・プサリスは、次のように述べる。「東京と日本は、常にブガッティにとって自然な故郷です。ブガッティは、伝統を重んじながらも、技術、エンジニアリング、デザインにおける最新の進歩を常に追い求めているブランドです。W16ミストラルは、ブガッティの美しいロードスターの長い伝統を受け継ぎながら、比類ないパフォーマンスとラグジュアリーを実現し、常に前進を続ける私たちの価値観を示す理想的なショーケースと言えます。ブガッティ東京の国際的な顧客は、世界で最も情熱的なブガッティコレクターの一人であり、日本の名所を訪れ、私たちの最新作を紹介できることを大変光栄に思います。実際、ブガッティハイパースポーツカーの日本での納車台数は、ブガッティにとって世界でもトップクラスです」。
東京に続き、W16ミストラルはシンガポールでのワールドツアーを行う。