2022年7月27日に発表された、MINIファミリー初のオール・エレクトリック・クロスオーバー・モデル。
プレミアム・スモール・カー・セグメント向けのMINI初のクロスオーバー・モデルは、純電気駆動で、「カリスマティック・シンプリシティ」と名付けられた明快でシンプルなデザイン言語、新しいデジタル機能を搭載したより豊かな室内空間体験、レザーやクロムを全く使用しない素材コンセプトが特徴。
MINIブランドの責任者であるシュテファニー・ヴルストは、「MINI Concept Acemanは、モデル・ファミリーの将来においてMINI CooperとMINI Countrymanの間を埋めるまったく新しいモデルを初めてかいま見させてくれる。このコンセプト・カーは、MINIが完全電動化の未来に向けてどのように自己改革を進めているか、また、電気によるゴーカート・フィーリング、没入型のデジタル体験、最小限の環境負荷への強いこだわりといった、ブランドが象徴するものを反映している。」と述べている。
また、BMWグループ・デザイン責任者のAdrian van Hooydonkは、「MINI Concept Acemanのデザイン言語は、新しいMINIデザインの時代の幕開けを告げるもの。MINIブランドの典型的なデザインの特徴は常に紛れもないものであり、私たちは今これらに立ち返ると同時に、一貫して革新的なテクノロジーを融合させている。」と説明する。このようなアプローチにより、アナログ的な強みを持つMINIのデザイン・アイコンを、デジタルな未来に向けて再開発している。
明確で無駄のないエクステリアとインテリアのデザインに、光、動き、インタラクション、サウンドといった総合的なユーザー・エクスペリエンスが合わさり、このスタイルが確立されている。そして、新鮮なカラーコントラストを用いたリサイクル繊維を編み込んで作られた表面と、新しい有機ELディスプレイを備えたセントラル・インターフェースのデジタルのスイッチ類がシームレスに組み合わされている。これらすべてが、MINIらしさを失わないユニークなインテリア体験を生み出す。また、この次世代の電気自動車モデルには、初めて独立したサウンド・デザインが採用され、感動的なドライブ・サウンドと新しいエクスペリエンス・モードのための本格的なバックグラウンド・サウンドが利用可能となっている。