英国の至宝たるラグジュアリーSUVブランドが、電動化という新たなマイルストーンに向けて確実な足跡を刻んでいる。先んじて発表された「レンジローバー エレクトリック」に対する世界的な熱狂冷めやらぬ中、待望の第2弾となるピュアEV「レンジローバースポーツ エレクトリック」の導入が正式に確認された。スポーティ・ラグジュアリーの新たな時代の幕開けである。
英国グッドウッドで明かされた次世代のパフォーマンスSUV
自動車文化の祭典、英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、レンジローバースポーツ エレクトリックはエクスクルーシブなプライベートプレビューを通じてその姿を現した。
これまでも、同ブランドは英国のサマーシーズンに合わせて厳選されたイベントで次世代モデルを披露してきた。今回もその伝統に則り、モーターサーキットを舞台に一連のドライビング・チャレンジを実施。これは、中国・天門山(ヘブンズゲート)の999段の階段登頂や、アイスランドのダム放水路の駆け上がりといった、同モデルが過去に打ち立ててきた数々の歴史的偉業に敬意を表したものである。
伝統の造形美と、内なる力を解き放つ電動パワートレイン
エクステリアは、レンジローバースポーツを象徴する、一目でそれと分かるマッスルかつダイナミックな造形美を継承している。しかし、その内側に秘められた心臓部は完全に刷新された。
新たに搭載されるフル電動パワートレインは、いかなる地形においても圧倒的なパワーとトルクを瞬時に解き放つ。さらに、高度に専用チューニングされた新設計のシャシーと、EVならではのドライビングを高揚させるオーディオサウンド技術が統合されている。これにより、電気自動車特有の静粛性や洗練性を担保しながらも、ドライバーの直感に訴えかけるような、かつてないほど俊敏で力強い走り(Visceral Performance)を実現しているという。
2026年後半、完成する究極のラインナップ
「電動化は、レンジローバースポーツに新たなエッジをもたらすものです。グッドウッドでのプレビューは、このモデルがパフォーマンスSUVの定義をいかに覆すかを示す、ほんの一端に過ぎません」
マネージング・ディレクターのマーティン・リンパート氏がそう語るように、電動駆動によるシームレスな加速と洗練性は、ファンが愛してやまないレンジローバースポーツのキャラクターをさらに高い次元へと引き上げる。
2026年後半のピュアEVモデル追加により、レンジローバースポーツは、PHEV(プラグインハイブリッド)、マイルドハイブリッドV8ガソリン、そして直列6気筒のガソリンおよびディーゼルという、あらゆるライフスタイルに適合する究極のパワートレイン・ポートフォリオを完成させることになる。




